「涙」

「たばこの煙がしみるから」
そうつぶやき
涙のわけを隠す君

だから僕は
たばこを握り続ける

君の涙の
理由を無くす
勇気が無いから

目から溢れ
頬を伝わり
落ちゆくものの
本当のわけを
わかっているから

君にかける
言葉を探し
前を見つめることしか
出来ない僕は
君の横に腰を下ろし
たばこをふかす

君の瞳に
映る景色は
ぼんやり
にじみ

僕の目に
見える景色は
煙で
かすむ

街の流れが
時の流れを
君の涙が
あなたの想いを
何も出来ない
僕に伝える

君の涙は
誰のために
どんな人に
向けられているのか

涙のわけを
聞くことは出来ないけど
君の横に
居ることは出来る

君の涙を
止めることは出来ないから
君の涙の
本当の意味を知っているから

written by 弓道部の問題児


 4444Hit記念ということで、踏んだ匿名希望もとい、弓道部の問題児に詩を書いてもらいました!
 この方法が気に入ったので、ゾロキリ番を踏んだ方には詩を作ってもらうことにしますかね♪
 で、詩の方ですが。
 本人詩になってるか微妙・・・って言ってたんですけど、ちゃんとした詩になってると思いますよ☆
 言葉の選び方とか、綺麗だなーと思いました。
 さて、皆さんはこの詩を読んで何を考えますか・・・?