「空」

故人は空に何を求めてったのだろうか
生まれ出者いずるもの 自らの宿命を背負い
いつの日にかまた空に何かを求めていくのだろうか
星の数は何千と輝くが
人の心はその数に満ちていても幾ばかりが輝かん
その人に負わされたものの大きさに足をすくめず
ひたすら前へと歩き続けよ
その道の先が闇へと向かっていても
その道がどこかへと繋がっていると信じているからこそ
人は前へと進んでいける
自らの存在 あるべき姿 助けられる存在を常に心に留めていく
己の心と愛すべき者達への愛を見失わなければ
人はいずれ空へと何かを求むる
人の心は移ろいゆくもの
されど真実と愛は永久とわに変わらぬもの
それぞれの宿命を負えた時
人は空に何を求めるか
そこにはきっと愛がある



 コレは2001年の友人の誕生日に贈ったものでした。
 この頃から詩を書き始めて、最初は中学の時学校で買って残ってた画用紙に。
 topに置いてた時はもっと短かく編集してたんですけど、これが本当の完成形です。